演奏する部屋の大きさや、曲のジャンル又は曲目によって出したい音が異なると思います。
ＳＳＰ製のエンドピンは、標準長さのスチール製はサスティーンが深く安定感のある音色になり、
それに対し真鍮製は、それより明るく柔らかな音色になります。

もうひとつ音色変化で大事な要素は、エンドピンの全長です。
ＳＳＰのベース用エンドピンは３種類の長さ（360mm,460mm,570mm）を用意しました。
360mmの製品をスタンダードとすると、ロング・スーパーロングになるにつれ、より音が前に出てくるような感じになります。
タッチも楽になるようです。
様々な環境に合わせてエンドピンを選ぶのも楽しみのひとつになると思います。

（例）
「ブラス・スタンダード360の音色が好きで常用しているが、今日のホールではもう少しパンチがほしい。」
という場合には、ブラス・スーパーロング570に交換すると 良いと思います。

エンドピンの違いで音色は確実に変化します。

が、残念なことに従来のコルク製ブッシュのソケットでは、あまり違いを感じられないでしょう。

世界で唯一ＳＳＰのソケットは特殊合金ブッシュを用いて製作していますので、エンドピンの違いを明確に感じられます。

とにかく演奏家の皆様に体感して頂きたく思います。